遊子吟(ゆうしぎん) 孟郊(もうこう)
母さんが、旅立つ僕のために着物を縫ってくれた。
丁寧に縫っているのは、帰りが遅くなるのを心配しているのだ。
僕のちっぽけな心では、春の光のような母の愛にとうてい報いることはできない。
作者は中唐の詩人、孟郊(もうこう、751~814)
今から1200年くらい前に作られた詩。
其の頃、自動車も電車もましてや飛行機もない時代
都に行くにも歩いて、何ヶ月もかかっただろう。
「この子は、無事に帰ってこれるだろうか」と
お母さんの心配が良くわかるね。💓💕
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